翻訳

当社の翻訳業務の中で最も多いのが、輸出用の製品マニュアルを多言語化する作業です。そして、その言語の数は年々増えつつあります。

その他、商品カタログや会社案内、アニュアルレポート、海外への新規事業展開のご案内などコンテンツのバリエーションも数多く、また扱う製品も大型機器から精密機器に至るまで、幅広いニーズに対応しています。

翻訳者については、当社のヨーロッパやアジアの現地法人と情報交換しつつ、責任をもって該当分野の専門知識を備えたプロフェッショナルを選びます。
翻訳作業に際しては、一度に大量の翻訳が発生することが多いため、専門の翻訳者が複数担当するのはもちろんのこと、当社の翻訳/編集コーディネータが、用語の統一を中心としたチェックから、その翻訳文をページに割り付けた形で行うページチェックに至るまで、スピーディで効率のよい処理を実現しています。

また過去の翻訳資産を有効利用するため、早くからTRADOSなどの翻訳支援システムを駆使して指定用語集の作成や対訳データベースの構築、そしてその管理・運用も行なっています。

多言語ローカライズ

当社は、海外向けの製品マニュアル(取扱説明書やサービスマニュアル)を主体とした多言語制作を業務の基本として行ってきました。
それに伴って、得意先メーカーによる各種製品の輸出先のあらゆる言語を取り扱っています。

当社は普及初期にあったDTPの仕組みをいち早く取り入れて多言語制作に生かし、その後も先鋭的に新しい機器やソフトを導入しつつ、多言語同時出力も実現してまいりました。

近年においては各種制作ソフトの融合化が進み、多面的に展開できるXMLを基本とした制作システムの構築が欠かせなくなってきています。
当然同じパターンが展開される多言語版にあっては、より有効にその仕組みが応用できます。

これまで多大な人力によるチェック作業を、いかにミスを少なくしていくかを念頭において工夫しつつ、時間と労を厭わず行ってきておりますが、次第にその煩雑さから開放されつつあります。

そうした流れの中にあって、当社は社内的な制作工程を革新しつつ、同時にお客様にもその手法を提案し、納期やコストに関しても、お客様と連携して解決しております。